2014年6月24日火曜日

節電のお願い

ガーナは慢性的な電力不足です。

いつも何の前触れもなくブチッと切れます。

幸い私たちの住んでいるアパートにはジェネレーターがあってすぐ復旧しますが、月末にしっかりジェネレーターの燃料費を請求されます。

さて今日は6月16日のニュースから(要約):

「ガーナグリッド株式会社(ガーナの電力会社)はワールドカップ期間中に電力を節約するために、家電製品のスイッチをできるだけ切るよう一般の人に呼びかけている。この節電によりより多くの人々が夜間にテレビでサッカー中継を楽しむことができるようになる。」(原文はこちら)

とのことです。

うちは夫も私も興味がないのでワールドカップは見ていません。ケーブルにも入っていないのでテレビがない生活です。一応みんなの話についていけるよう、結果だけはネットで見るようにしています。




節電とは関係ありませんが、写真はモールの駐車場の一角に出現した、ワールドカップ観戦用巨大スクリーンです。

2014年6月18日水曜日

雨季に入りました

ガーナは雨季に入って涼しくなりました。

雨季と言っても日本のように一日中雨が降り続くということはなく、ザーっと降ってあとはやむ降り方です。

パラパラっと降るだけのときもあれば、ザーザー4時間くらいやまないときもあります。
だいたいはスコール的に1時間くらい強く降ってやむことが多いです。

年間降雨量は6月が最多です。
(アクラのお天気情報はこちら)

雨季は気温が25度から29度の間で、とても過ごしやすい季節です。
日本がこれから暑くなるときに、ガーナでは涼しくなります。

雨が降ると、フランス語学校では生徒が来なくなります。

現地の人の多くは最寄のバス停まで徒歩で行って、学校の最寄のバス停から徒歩で通学します。
かさを持っていない、というより使う習慣がないので、強い雨が降っていると家から出られません。

だから学校に行く時間に強い雨が降っていると、自動的にその日はお休みとなります。

普段は10人のクラスが、雨の日は4~5人という出席率になるわけです。

そして雨が降ると、ふだんでさえ渋滞している道が余計渋滞して、いつも以上に時間がかかるので遅刻も増えます。

先生でさえ一度30分遅刻してきました。
雨の日は早く家を出なくてはいけないのに、その日はうっかりいつもと同じ時間に出たのだそうです。

自分の車を運転してくる人でさえ、渋滞がひどくて授業時間中にたどりつけなくて帰ったという話もありました。

雨が降ると、普段路上で仕事をしている人たちも仕事ができません。
ありとあらゆる物売りや屋台の人たちが商売上がったりです。

雨が降っても電車が時間通りに動き、お店も通常通り営業の日本とは全くの別世界です。






2014年6月15日日曜日

食べたいものは自分で作る

今日、久しぶりに餃子を作りました。

先日、中国食材店で新鮮なニラを大量に入手したので、本日の餃子はニラと豚肉でございます。

日本ではいつも味の素の冷凍餃子が冷凍庫にスタンバイしており、いつでも簡単にできた餃子ですが、ガーナではそういうわけにはいきません。

餃子の皮も売っていないので、皮から手作りです。

しか~し、強い見方クックパッドのおかげで何でもレシピが検索できます。

小麦粉と強力粉を混ぜるレシピが多い中から、小麦粉だけのレシピを選びます。常に簡単なのが好きなのさ。(参照レシピはこちら)

小麦粉とぬるま湯を混ぜて、こねて、冷蔵庫で生地を休ませている間に中に入れる具をつくり、生地をとりだして、粉まみれになりながら皮をつくります。参照レシピでは生地を皮一枚分ずつのばしますが、薄く延ばすのが難しいので、私は大きいまま麺棒でひたすら薄くのばし、コップで丸く型抜きします。で、その後やっと具を包んで焼きます。結構しんどい。

でもないのでね、食べたいときはとにかく作ります。


今までにお餅も作ったし、あんこも作りました。

お餅はもち米と水をミキサーで攪拌して電子レンジにかけるというレシピ。こんなんで本当にお餅なんかできるの?と思いながらやってみたら、できました。すばらしい!
(参照レシピはこちら)


あんこも小豆から手作り。(参照レシピはこちら)

小豆を一晩冷蔵庫で水に浸してから(このレシピでは浸さなくていいとありますが、一度失敗して豆がやわらかく煮えなかったので、それ以来一晩浸します。豆の質の違いかもしれません)、2日目に圧力鍋で一気に作ります。

甘さも自分で調節できてなかなか美味しくできます。

もち米も小豆も中国食材店で買えます。
この間は小豆の隣に黒米が売っていて、ためしに購入。小豆と一緒に炊いてみたらなかなか美味しくできました。

体にもよさそうな小豆+黒米のあんこの完成です。

中国食材店のおかげさま。ありがとう~中国ぅ~!
そして、ありがとう~クックパッドぉ~!








2014年6月6日金曜日

映画上映会に行ってみた

フランス語学校で毎週水曜日に無料映画上映会をやっています。

フランス語の映画で英語の字幕つきです。

先日おもしろそうな映画の日があったので、初めて行ってみました。


この日の上映会ポスター


予告によると上映映画は「6階の女たち」。

舞台は1960年代のパリ。お金持ちの住むアパートの住人と、同じアパートの屋根裏部屋に住むスペイン人のメイドたちの話。



12時に行ったらまだガラガラ。30分くらいの間にほぼ満席。


12時に上映会場へ。パソコンでDVDを流してプロジェクターでスクリーンに映す方式。12時10分くらいに上映開始。


ところが、20分くらい見たところで急に画面が真っ白に・・・。あらら、パソコンフリーズ。

場つなぎにサルサ音楽が流れる♪♪♪

後ろを見ると係りの人がパソコンをひっくりかえしてあおいでいる。オーバーヒート?

なかなか直らず、音だけだったサルサが今度は動画つきで上映される。サルサコンサートか?

しばらくすると今度は全く別の映画が上映され始めた。え?何これ?説明は一切なし。仕方がないのでしばらく見る。

とりあえず流しているだけだと思ったのが予想外に長かったので、係りの人のところに行って質問。

今日はこの映画に変わったのですか?
「パソコンがフリーズしちゃって直らないの。いつ直るかわからないし。
もし直ったらその時点でみなさんに聞きます。どちらの映画が見たいか。」

結局別の映画を20分くらい見たところで、パソコンが復活。もともとの映画に戻ることで合意してやっと鑑賞再開。やれやれ。


その後も停電で中断すること3回。1時間45分の映画が終わったの3時過ぎ。
あ~疲れた。お尻が痛い・・・。

はじめ20人くらいいた観客は最後3人になっていました。さびし。

ま、無料だし、ガーナだし。文句はありませんが、次回はDVD借りて家で見たいものです。

映画自体はおもしろかったですよ。
もちろんフランス語の勉強にもなるし。とてもよいサービスだと思います。