2014年5月31日土曜日

日本語教師復活

若い頃、日本語教師をしていました。
外国人に日本語を教える仕事です。

日本で数年と香港でも少し。
バンコクではボランティアで日本語教室のお手伝いと、1学期間だけ作文のクラスを指導する機会もいただきました。

最後に教える仕事をしたのは、もう12年前くらい。その後すっかり現場から遠のいていました。

ガーナに来てわりとすぐ、日本人の奥様たちとお食事する機会がありました。
その時にご主人様がフランス人という奥様から、ご主人が今日本語を習っているのだけれど、先生が帰国してしまうので、その後しませんか?というお話をいただきました。

全然探してもいないのに向こうからやってくる話には基本乗ることにしています。
ご縁ですからね。

現場を離れて久しいので、ちゃんとした先生ではなく、ただの教え好きなおばさんとしてならいいですよ、ということで日本語教師に復活することとなりました。

久しぶりの私の日本語の生徒さんは、フランス人駐在員。日本語はガーナに来てから始めました。ふだん奥様とは英語で話していて、日本語は全然話さないそうです。

現在、日本語を始めてもうすぐ1年。私が教え始めてからは半年です。

仕事が超多忙な中、ちゃんと時間を作ってレッスンを続けています。
出張でガーナにいないことも多いですが、基本週2回。

日本と違って、レッスンで習ったことを外ですぐ実践で使うということができないので、みるみる上達・・・というわけにはいきませんが、頑張って続けています。
継続は力なり。

生徒さんが頑張っているので、私も負けずに頑張らねば。
大変励みになります。

そして再認識。私って教えることが好きなんだわ~。










2014年5月30日金曜日

美容院に行く その2

在ガーナの駐妻たちはだいたい美容院は日本に帰ったときに行く人がほとんど。

私も1回目のホテルの美容院で懲りてるから、ガーナでは行かないことにしていました。

しか~し、あるときショートヘアの駐妻発見!すかさず美容院情報を教えてもらいました。
シャンプーやらカラーやら、全部しているそうです。もちろんクオリティーは日本と同じとはいかないけど、とってもおしゃれなショートヘアーをガーナでキープしているからには、この美容師はいけるんじゃないか。

と、頭の片隅にありつつもそのまま3ヶ月が経過。

今度は長かった髪を短くした日本人女性に遭遇。聞けばなんと前にもらった情報と同じ美容師さん。この人はアジア人の髪が切れるんだね、と確信。名前はステファニー。

もともと髪が多くて、重くて、それがのびてきて、シャンプーもドライもめんどくさくなってきた。長いと自分で染めるのも大変だし。毛先も痛んでパサパサだし。う~ん切りたい。

ってなって、ついに行ってきました。

車で20分くらいの隣町の美容院。

土曜日のせいか、広い店内はお客さんでいっぱい。

マニキュア&ペディキュアもするようで、フットバスがおいてあります。

「私がステファニーです。はじめまして。もう少し待ってね。すぐ終わるから。」

と、若い男の子の髪を超いけてる感じに仕上げて、次に女性の眉毛をかみそりできれいに整えます。センスいい~。

そしていざ私の番。
おかっぱにしたいのだけど、下のほうにパーマが残っているから、どうかな?できますか?
って聞いたら、「そうね、横は長めに残して、後ろを短くしましょうか」と。

日本なら普通のこんな建設的なアドバイスをガーナで聞いたのは初めて!

一応持っていった写真を見せて、こんな感じは?と聞くと、「そうそう私もこういう感じをイメージしていたの。これよりちょっと長めだけどね。」

と髪型が決まると、何の躊躇もなくバサバサ切っていきます。
潔い。

そんなに切って大丈夫かな、とめがねがないと何も見えない私はまな板の鯉状態で心配しながらもされるがまま。

前回ホテルの美容院ではカット時間10分。まっすぐにパツパツ切ってハイおしまいって感じだったのが、今回は1時間かけて丁寧に切ってもらえました。

20センチくらいは切ったかな。頭が軽くなりました。
仕上がりも満足で、お値段はカットのみで50セディ。(≒2500円)

ガーナの物価からするとかなりお高い料金設定です。
ま、でも、ガーナで髪切ってもらえるからいいかな、と。

しかも帰りに「気に入らないところがあったらいつでも来てね。直すから」と。ここは日本か?と錯覚してしまいましたね。

私がいた間に、白人女性が2人来店していました。外人率高し。

私は髪が多くて、太くて、硬くて、難しい髪質なのですよ。

ドバイでさえ私の髪を切れる美容師に出会うまで長い道のりでした。
安いインド人の店から、中くらいのフィリピン人の店、高級なレバノン人の店、あちこち回った記憶があります。

ガーナでは意外とすんなりと出会いがやってきました。
これも日本人ネットワークのおかげですね。










2014年5月13日火曜日

イタリア食材店 Knights of Malta

ガーナに来て間もないころ、よく通る道沿いに「ここは何だろう」と思う店がありました。

正確には店という認識はなかったのですが。
こちらでよくある檻のようなシャッターがかかっていて、何かの倉庫のような印象。


いつもは店の前の駐車スペースに車がいっぱい

あるとき駐妻友達とお茶していて「あそこのお店知ってる?」という話になり、場所を聞いてみると例のよく通る道沿いの店でした。

「あそこは外から見るとわからないけど、中はイタリア食材の専門店で品揃えも豊富なんだよ」と。

後日行ってみると、広い店内にイタリアから輸入されたものたちがいっぱい。


2014.07.09 写真追加①

いろんな種類のパスタ、瓶詰め、缶詰、コーヒー、ジュース・・・。ここはイータリーか!ってな空間です。

もちろん品数はイータリーに全く及ばないけど。

へ~、ガーナにもこんなお店があるんだね~。イタリア人もがんばってるね~。感心、感心。
お値段は普通に高いです。輸入品価格。



2014.07.09 写真追加② ワインもあります


最近の気に入りはりんごジュース。白く濁っていて、本当のりんごっぽくて美味しいです。
でも先日買いに行ったら在庫切れ。ガーナにありがち。



2014.07.09 写真追加③ 数ヶ月ぶりにやっと再入荷


いいものがあったらすぐ買いましょう。次回にはあるかどうかわからないし、次はいつ入荷するか、そもそも入荷するのかどうかさえわかりません。




フランス語クラス

ガーナのフランス語クラスにはどんな人がいるのかな~?ということでご紹介。

先生はガーナ人。フランス語圏のトーゴで小学校から大学まで出たそうで、英語の方がちょっと大変そう。

生徒は10人。

ガーナ人の若い男子2人、女子2人、ナイジェリア人の男子1人、南アフリカ出身の白人の女子1人、シエラレオネの女子1人、ケニアのマダム1人、中国人マダム1人と日本代表の私です。

アフリカの英語圏の人たちは、やっぱり仕事とか環境上、フランス語を勉強しておくと有利または便利という理由でフランス語を勉強する人が多いです。

暇だから趣味で、というのは中国人マダムと私だけ。

ケニアマダムも半分は趣味かな。ご主人が国際機関で働いていて、また転勤の可能性もあるからフランス語ができた方がいいのだと言っていました。

今のクラスは毎日朝8時から10時までの2時間の100時間コース。
やっぱり毎日来るような人たちはやる気があります。

質問なんかもバンバン出るし、クラスに活気がありますね。

前回のクラスは週3回。

ぼちぼちやりたかったのでね。そしたら私のぼちぼちのレベルと他の人たちのぼちぼちのレベルがあまりにもかけ離れていて、ちょっとしんどかった。

みんな来たり来なかったり、宿題は誰もやってこないし、質問なんて誰もしないし、あげくに先生までもがやる気をなくして、毎回30分遅刻する有様。あれは最悪でしたね。金返せ~!って感じ。

今のクラスは雰囲気もいいし、クラスの外でも whats up でコミュニケーションとったりして、まとまりもあって、楽しいです。

二十歳そこそこの若者に混じって、頑張っています。






2014年5月2日金曜日

Alliance Francaise d'Accra


私がフランス語を習っているのは Alliance Francaise というところ。
(HPはこちら)

フランス語とフランス文化を世界に広めようという機関です。




アフリカはフランス語圏の国も多いので、ガーナ人も第二外国語として習う人が多いようです。

ここアクラの学校では毎日朝の8時から夜の8時まで、2時間刻みで授業があり、好きなクラスを選べるようになっています。

それってかなりすごいことですよね。それだけ需要があるということなわけで。
しかも授業料が信じられないくらい安い!

100時間コース: 300セディ≒15000円
毎日4時間の集中コース: 200時間で490セディ≒24500円

1時間当たり120円~150円!?
信じられない安さです。

先生はみんなガーナ人。
先生のお給料も安いんだろうな・・・。と要らぬ心配をしてみたりして。


同じ敷地内に図書室、本屋、カフェ、そしてなぜかイタリアンレストランがあります。

入り口を入るとかわいいダイレクトリーがお出迎え。




最近オープンしたカフェ。ここのクロワッサンとパンオショコラはガーナで一番おいしい!
しかし普通に高いです。1個4セディ(≒200円)

ここのカフェで売っているクロワッサンは Osu の Bread&Wine のものと同じものだそうです。(Bread&Wine のFBページはこちら)




小さな小さな本屋さん。フランス語の本を置いています。



芸術作品の屋内展示スペースと、イベントのための屋外ステージも併設。

ステージの奥の白い建物が教室

この観客席の後ろの壁もアートスペースです。

この間まではこれ


今はこれ

毎週水曜日には無料でフランス語映画を上映しています。

その他にもイベントで映画祭やジャズフェスティバル、コンサートなどいろいろな催し物が企画され、ガーナのアートシーンに貢献しています。






お肉屋さん Cottage Farms

ガーナのスーパーでは薄切りのお肉が売っていません。
唯一薄切りのお肉が買えるお店がこちらです。





車にクーラーボックスを積んで、はるばる町の中心地まで行きます。

薄切り肉を買いたいときは、事前に電話をして予約します。
注文するときは「しゃぶしゃぶポーク」と言います。「しゃぶしゃぶビーフ」もあります。

なぜ事前に電話するかというと、注文を受けてから肉を半解凍して機械でスライスするので、解凍時間が必要だから。

お値段は500グラム=17セディ(≒850円)
ハムもおいしいです。お値段同じく17セディ。
(2014年6月現在値上がり中。22セディ。ただし為替レートの関係で日本円換算だと同じくらい。)


ショーケースはいつも空っぽです。商品は奥の冷凍庫に。

冷凍庫の中のものは予約なしで買えます。

自分の養豚場を持っていて、おろした肉は1週間で売り切る方式だそうです。

このお店のお肉も基本冷凍ですが、大きなスーパーだと輸入品で1年近くたっているものを平気で売っています。ガーナでは信じられないくらい頻繁に停電するから、保存状態はよくないはず。

だったらやっぱり新しいほうがいいですね。

最近はスーパーで新鮮なお肉も買えますが、ポークチョップ用の骨付き厚切りだったり、ひき肉なんかもやけに脂身が多かったり、でなかなか食指が動きません。

ひき肉買ったら骨が入っていて、知らずに食べたら歯が折れたという人の話も聞きました。コワイ。

ハムなどの加工品もスーパーでは輸入品が1000円とか2000円とかの値段で、しかもこれまだ大丈夫ですか~?色変わってますけど~みたいなものが平気で売られています。コワッ。

その点、ここのお店は安心。お値段は高めですが、輸入品より安いし、品質も安定しています。


店内から外の眺め。檻?


余談ですが、オーナーはイギリス在住のガーナ人。なぜか眼科医。

いずれはガーナに帰って、何か国のために貢献できるようなことをしたいと思って6年前に始めたお店だそうです。今は学費を稼ぎたい若い子たちを雇って店をまかせているけど、今年中には帰国する予定なのだそうです。

*値段の計算は1セディ≒50円です。

2014年5月1日木曜日

韓国食材店 Rabboni Oriental

アクラから車で30分くらいのところにあるテマという町に、韓国食材店があります。





間口は小さいですが、中に入ると結構広く、韓国からの輸入食材がいっぱい!

テマには韓国人が多いのですね。
韓国人いいな~何でもあって。

韓国直輸入のコチュジャン、のり、みりん、韓国のだし、インスタントラーメン、冷凍の肉、魚などの他、手作り豆腐や、手作りキムチもあります。

日本人としてありがたいのは何と言ってもお米!
輸入してくれてありがと~~~!!と叫びたい。日本米と同じ短いお米。しかも美味しいです。

アクラの中国食材店では、パッケージはこの韓国米で中身は別だったことがあります。あれはまずかった・・・。

というわけで、本日の収穫:




お米: 3キロ=30セディ(1500円)
お豆腐: 1丁=3セディ(150円)
辛ラーメン: 1個=3セディ(150円)
辛ラーメンブラック: 1個4セディ(200円)
↑プレミアムという文字にひかれて買ってしまった

韓国版かっぱえびせん: 1個=3セディ(150円)
韓国のソーメン: 1キロ=9セディ(450円)
手作りキムチ: 1キロ=17セディ(850円)
白みそ:1キロ=17セディ(850円)
↑パッケージに英語があるから海外向け商品

以上本日のお買い上げ合計金額、約100セディ=5000円也。

今はUSドルのレートがいいので、実際には4000円くらいです。
去年からずっと1セディ≒50円計算だったので、感覚的には変わらずですが。

この店もまた日本人駐妻の強い味方です。