2015年3月29日日曜日

はじめに・・・その3

2014年9月、急遽日本に戻ってきました。本帰国です。
帰国してからあっという間に半年が過ぎてしまいました。

ガーナの景気が悪くて、現地通貨がどんどん下がり、夫の商売は輸入だったので、取扱い商品は値段が高くなるばかり。

当初現地生産を目指すも、インフラが整っておらず、結果時期尚早ということで撤退が決まりました。

2年駐在の予定が1年半になって、更にエボラ出血熱の流行(ガーナでは発症例がありませんが)やコレラの流行などもあり、会社が心配して、奥さんだけ先に帰国させるようにとのお達し。

あと1か月で引っ越しという時期に、夫を残し私だけひとり先に帰国することになりました。

お達しから出発まで、バタバタの1週間。お世話になった方々にちゃんとご挨拶もせず失礼してしまいました。こんな帰国もあるのですね。

そんなわけで、ガーナ生活を綴ったブログもおしまいです。
いくつが下書き状態のものがあるので、日本からアップするかもしれません。

ガーナで毎日食べていたパパイヤが懐かしい今日この頃です。



2014年8月4日月曜日

パレス Palace Super Market

割と最近できたパレスというスーパーがあります。
(お店のFBページはこちらから)

レバノン系。ガーナは結構レバノン人が多いです。
スーパーものきなみレバノン系。なのでレバノン料理に使われるのであろうピタパンとかヨーグルト、パセリなどの香菜、レバノン系おやつなどが普通に売られています。

ここパレスもレバノン系。
パレスの特徴は、なんといっても売り場面積が広いこと。
カルフール的な広さです。買い物するのにちょっと疲れちゃうくらい。

いつ行ってもガラガラにすいていて、つぶれたら困るな~と心配。

ここに行くと必ず買うのはキュウリ。

ローカルのキュウリは大きくて大味なもの。
日本のような細くて小ぶりのしゃきしゃきキュウリは一般的ではありません。

レバノン人もきっと日本のキュウリと同じものを日常的に食すのですね。このスーパーに行くと、必ずといっていいほどいつもめぐりあえます。

あと今までは隣町のテマまで行かないと買えなかった韓国お菓子が、テマに行かずして、そしてお値段も変わらずにここで買うことができます。

そして我が家の常備食「辛ラーメン」もここで調達できることがわかりました。

パレス、ラブです。





2014年8月3日日曜日

イタリアンレストラン Nicolino

フランス語学校 Alliance Francaise の敷地の中にあるイタリアンです。
(美味しそうな写真はお店のFBページからどうぞ)

夫がピザ好きなのでよく行きます。

屋外でカジュアルな雰囲気もリゾート感があってよいです。

味もおいしくて、週末には外国人がたくさん来店しています。



平日の昼間はこんな感じです





うちはワンパターンにいつもマルゲリータとBBQチキンウィングですが、他にも美味しいものがたくさんあるはず。






お肉屋さん Cottage Farms その2

ガーナに住んでいる人向け情報です。

いつもは2時間前に電話をして、しゃぶしゃぶポークを予約、あとは店の冷凍ケースにあるものの中から適当に選んで買い物してましたが、新情報ゲット。

どんな肉のスライスでも希望通りのものをリクエストできるそうです。
ただし曜日限定。

月曜日に屠殺、火曜日にカット、水曜日から冷凍という流れだそうで、火曜日か水曜日なら冷凍していない生肉が買えるそうです。

月曜日か火曜日に電話してリクエストすれば、希望通りのカットにしてくれるそうです。

ということは、逆にしゃぶしゃぶポークは火曜日と水曜日には買えないんだね、きっと。生のままで薄く切れないもんね。

コッテージファームに行くときは、このスケジュールを参考にしてくださいね。
一番確実なのは行く前に電話して聞くこと。目当てのものがその日あるかどうか、聞いてください。

今度とんかつ用にカットしてもらおうかと画策中。

スーパーでは骨付きの分厚いポークチョップ用しかないのでね。

しかし平日となると、渋滞は必至。覚悟して注文しなければ。
いつもは渋滞のない土曜日に行ってます。

そこまでこだわりがない方はマリーナモールかショップライトで済ませてね。

個人的にはマリーナのスーパーの中の肉屋は、例えばひき肉は脂肪が多すぎ、他の肉はときどき変色していたりして、鮮度に疑問。

ショップライトの肉はたぶん南アフリカからの輸入品で、超大量生産された感が満載で、どうも買う気になれません。

お肉はコッテージファームか、隣町テマのドイツ系肉屋さんがお勧めです。
(テマのお肉屋さんについてはまた今度。)







2014年7月13日日曜日

ガーナ人がブラジルに亡命申請!?

ワールドカップがらみのお騒がせニュースが続きます。

政府に派遣されたサポーター650人のうち200人近くが、ブラジルに亡命申請を出しました。
(ニュース原文はこちら)

(日本語のニュースはこちら)

理由が宗教対立だとか。宗教対立なんてないのにね、ガーナ。

しかも政府から派遣されたということは現在の政権の支持者かつたぶん権力者の親近者。でありながらブラジルに亡命したいってどういうこと???

ブラジルは出稼ぎ労働者が多いので、たぶんこの人たちも出稼ぎ目的でしょうという話。

いったん亡命申請すると宿舎が提供されて、就労も自由なのだとか。今頃一生懸命働いているのかな?

ガーナの新聞によると亡命希望者は193人。他の新聞より少なめですね。
そしてガーナ政府はこの人たちの帰国に向けて動き始めているようです。
(ガーナ版ニュースはこちら)



もし出稼ぎが目的であれば、裏を返せばそれだけガーナ国内で就労の機会がないということ。

本当はいっぱいあるはずなのですけどね。

たとえば道路工事。あちこちの道路がず~っと工事中。でも現場で働いているのは数人、または誰も働いていない!?もっと人を雇ってさっさと終わらせればいいのにと思いますが、政府が発注業者にお金を払わないのだとか・・・。

何かどうなっているのかよくわかりません、この国。

うまく機能していないことだけは確かです。

頑張れ、ガーナ。




2014年7月2日水曜日

ガーナ政府、ブラジルに現金USD300万ドルを空輸

ガーナ人はサッカーが大好きです。
ワールドカップも盛り上がりました。

結果は残念ながら予選敗退。

しかし今回のワールドカップには、それにまつわるいろんなおもしろい話があって、関連ニュースを読むのがやめられません。

まずはガーナ代表選手たちが出場料としてサッカー連盟と合意できず、最後の対ポルトガル戦の前になって、もし一人当たり10万USドル(≒日本円1000万円)現金でもらえないなら、試合をボイコットするとサッカー連盟を脅したって話。


CNBCサイトからコピー

そこで大統領が入ってきて、お金は必ず試合前に届けると約束したという話です。
FIFAからのお金は後払いのようで、ガーナ政府が立て替えるとあります。
(原文はこちら)

しかしなんで現金かな~。しかも途中?

合意できないならカメルーンのように、行く前にボイコットを表明するべきじゃない?

現金支給は選手の希望だとか。



で、この話には続きがあって、そのUSD300万ドルを空輸するのに、大統領専用機を使って、お金だけじゃなく、何故かかなりの人を一緒に運んだって話。
(原文はこちら。どうも個人のブログのようで事実関係が定かではありません)


この記事には126人ってありますね。それってついでに行って現地で応援しちゃおうってことでしょ?すごいですね~。その人たちはどうやって選ばれたのでしょうか。たぶん関係官僚の家族とか親戚?

ただこの記事に対するコメントを見ると、大統領専用機には12人しか乗れないとか、他にもう一機飛行機をチャーターしたのだとかあります。

現金は無事最後の試合前にブラジルに到着し選手に手渡されました。

しかしその他大勢の便乗した人たちの乗った飛行機は試合に間に合わず、その人たちは飛行機の中で試合を見ることになったのだそうです。

それって何?時差計算できなかったの?意味わからないんですけど。テレビで見るならガーナで見たらどう??

もはやコント。

この現金を輸送するためにいくら余計なお金を使ったのでしょうね~。ガーナ政府は財政困難なはずなのに。大統領は個人的に選手と話してから24時間以内にすべての手はずを整えたのだそうです。実はお金あったんだね、ガーナ。



ほんでもって今日のニュースでは、サッカー選手が税金を免除されるのはおかしい、という話。
(原文はこちら)

ガーナでは税金払わなくてよかったのに、ブラジルでは払っちゃったね。

ブラジルを出るときに17%の税金をブラジル政府に払ったのだそうですよ。
知らなかったのでしょうね、ガーナ人選手たち。ブラジルに現金持って来いなんて言うから・・・。
どうせならガーナで払ってほしかったと、みんな思ってます。ガーナは財政不足なんですから。


ガーナは人口が2500万人いるのに、税金払っている人は200万人だけなんだって。


ちなみに日本では仕事をしている人はみんな税金を払っているから、所得税だけで見ても人口の約半分の人は払っていることになります。
(統計局のHP参照)

日本の場合、年金生活者だってちゃんと税金ひかれてますから、払ってないのは子供だけですよね。



ガーナ人たち、ちゃんと税金を払いましょう。
まずは大統領と政府官僚から、見本を見せてね。

頑張れガーナ。










2014年6月24日火曜日

節電のお願い

ガーナは慢性的な電力不足です。

いつも何の前触れもなくブチッと切れます。

幸い私たちの住んでいるアパートにはジェネレーターがあってすぐ復旧しますが、月末にしっかりジェネレーターの燃料費を請求されます。

さて今日は6月16日のニュースから(要約):

「ガーナグリッド株式会社(ガーナの電力会社)はワールドカップ期間中に電力を節約するために、家電製品のスイッチをできるだけ切るよう一般の人に呼びかけている。この節電によりより多くの人々が夜間にテレビでサッカー中継を楽しむことができるようになる。」(原文はこちら)

とのことです。

うちは夫も私も興味がないのでワールドカップは見ていません。ケーブルにも入っていないのでテレビがない生活です。一応みんなの話についていけるよう、結果だけはネットで見るようにしています。




節電とは関係ありませんが、写真はモールの駐車場の一角に出現した、ワールドカップ観戦用巨大スクリーンです。